AppleTree勉強会Blog

Mindset

公開日 2024年01月09日

更新日 2024年01月10日

1月の第2週のグループディスカッション資料では、リーダーシップとマインドセットの関連について議論されています。『マインドセット』、『固定マインドセット』、および『成長マインドセット』という言葉は、「用語集」にアップロードされ、いわゆるセマンティックノイズを制限するために使用されました。

2023年の夏、AppleTree勉強会は同様のコンセプトを紹介しましたが、対人コミュニケーションの学問領域として関連付けられたもので、「特定の他者」、「一般の他者」、および「ダイレクトデフィニション」という用語が使用されました。

「特定の他者」は、社会学や社会心理学で使用される用語で、社会的な文脈内の特定の個人やグループを指します。これはしばしば「一般の他者」というより広範な概念と対比されます。一般の他者は社会全体の集合的な態度、期待、および規範を表し、一方で特定の他者は特定の人々やグループであり、ある状況で個人にとって意味のある意見や判断を持っています。

「ダイレクトデフィニション」は、私たちがラベルを使って明示的に自分たちや自分たちの行動を知らせるコミュニケーションです(「コミュニケーションと個人のアイデンティティ」、47ページ、「対人コミュニケーション、日常の出会い、第8版」)。

では、これがマインドセットとどのように関連しているのでしょうか?

これらのコミュニケーションの概念は、マインドセットを説明するとともに関連しています。世界や自己を見る方法は、特定の他者、つまり私たちの生活の中で具体的な人々、および一般の他者、または社会によって形成されます。彼らはラベルを使って私たちに誰であるかを教えてくれます。例えば、「あなたは女の子なので」、したがって;「あなたは年を取っているので」、したがって;「あなたは日本人なので」、したがって。特定の他者、一般の他者とそのダイレクトデフィニションは、「固定マインドセット」に置かれる可能性があります。そこでは、私たちは変わることができないと信じ、挑戦を避け、成功は固有のものだと信じて努力をしないかもしれません。

しかし、マインドセットは固定されていないため、意識的な努力を通じて時間とともに影響を受け、変化することができます。人は「成長マインドセット」と呼ばれるものを選ぶことができます。

新しい年の始まりです。お互いにただ新年あけましておめでとうと言うだけでなく、成長マインドセットを意識的に受け入れることで、お互いと自分自身に成功を祈りましょう。