公開日 2024年05月14日

ゴールデンウィーク前には、円相場は下落傾向にありました。ところが、昭和の日には、事実確認はできないものの日本政府の介入が推測されており、160円台から154円台へと円が急上昇しました。私は常に市場、ビジネス、経済ニュースに注意を払っており、AppleTree勉強会でもこのような経済ニュースの内容を議論の話題として頻繁に取り上げています。そのことを知っている顧客(元顧客も含めて)から、4月30日(火曜日)の正午までには、通貨市場で何が起こっているのかを説明してほしいという連絡もありました。
国際経済学・金融業界

私の通貨に関する知識は、大学の「国際経済学」という授業を受講したところから始まりました。「国際経済学」は私にとって驚くほど難しい授業だったことを覚えています。皮肉にも、その授業を受けて以来私はずっと海外に住んでおり、為替変動の影響を日々実感しています。大学の授業から得た知識だけではなく、私には金融業界で働いた経験もあり、通貨取引の研修を受け、外国為替や外貨に関わる取引の処理を行っていました。したがって、外国為替や通貨の領域で十分な知識があると自負しています。
市場分析・経済ニュース

ゴールデンウィーク前、金融関連の報道にてアナリストは、日本政府がどの時点で介入するかを推測していました。私は、多くのアナリストの意見を物足りないと感じており、具体的な日本政府の政策、例えば産業政策や貿易政策などを言及している人は誰もいませんでした。ゴールデンウィーク後の最初の日である5月7日(火曜日)には、BNPパリバのアナリストがブルームバーグで、年末までに1ドルあたり165円になると予想していると述べていました。この予想が正しいかどうか、私には肯定または否定する根拠となる情報がないため判断をすることはできませんが、今後数週間は世界中が円の動向に注目する状況が続くと確信しており、AppleTree勉強会でも円について取り上げる予定です。
円相場・円の動向・為替変動

AppleTree勉強会では金融または投資に関するアドバイスは行いません。また、外国為替市場がどのように機能するかについての講義もいたしません。外国為替市場がどのように機能するかを理解しているか、あるいはあなたの業界や会社の競争力にどのように影響するかを英語で説明できるかどうかが重要だと考えています。
ビジネスコミュニケーション・批判的思考
AppleTree勉強会のセッションには準備が必要ですが、専門家である必要はありません。AppleTree勉強会は、自身のアイデアを試す、論理を検証する、また他の参加者と協力し一緒に学ぶ場所です。私はファシリテーターとして、反対意見やカウンターシクリカル(景気変動抑制的)な視点を提供し、参加者が批判的思考を身につけるサポートをいたします。英語でのコミュニケーションにおいて、皆さんと企業のスタッフが自己の可能性の範囲を拡げるお手伝いをしたいと考えています。
このような議論をしたい、または英語でこれらのトピックについて話す際に自分自身の言葉で専門的に表現する方法を学びたいと思う方は、ぜひ体験セッションに申し込んでください。
皆様のご参加をお待ちしています。